低血糖への対処方法|糖尿病大全

糖尿病と低血糖の関係

糖尿病血糖値が高く、そして尿に糖分が混ざっている症状になります。治療を始めている人が注意をしなくてはいけないのが低血糖です。
糖尿病で血糖値が高くても低血糖の心配をしなくてはいけないことになります。低血糖は血糖値が極端に下がってしまう症状です。
糖尿病の治療としてとても高い効果があるインスリンを利用している患者はおおぜいいます。このインスリンが、高い血糖値を下げる働きがあるためです。
インスリンは自分で注射することで血糖値を下げていきます。この時空腹時の注入や運動後、量が多かったなどでインスリンが効きすぎてしまうと、血糖値が下がりすぎてしまうのです。
普段は血糖値が高い人が急に下がってしまうと、めまいが起きたり、汗が大量に出る、手足が震えるといった症状が出てきます。このまま放置しておくと意識がなくなり、こん睡状態となる場合もありうるのです。
低血糖はそのまま死に至ることもあるとても恐ろしい症状になります。
糖尿病の治療をしている人は、常に甘いものを用意しておくといいでしょう。甘いお菓子やジュースといったものは軽い低血糖の場合にはいいのですが、症状がひどい時には効いてくるのが遅くなります。一番吸収が早いのはブドウ糖です。
ブドウ糖は病院でもらうことができます。そして低血糖で倒れてもまわりの人に糖尿病と分かるように、IDカードを持っておくようにしましょう。

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